外来案内

専門外来
名称 受付の仕方 受付時間 概要
脳腫瘍外来 紹介状持参で直接来院可。
メディカルサポートセンターで予約ができます。
毎週火曜日
13:00-16:00
脳腫瘍は半分が良性で半分が悪性です。前者は摘出術だけで治りますが、後者は放射線治療や抗がん剤による治療を併用します。近年新たな薬物が次々登場しています。脳腫瘍の集学的治療に精通した専門医が担当します。
下垂体腫瘍外来 紹介状持参で直接来院可。
メディカルサポートセンターで予約ができます。
毎週水曜日
13:00-15:00
下垂体腫瘍は脳腫瘍の約20%を占めます。鼻の穴から内視鏡で摘出することができます。内分泌と神経内視鏡の専門医が担当します。
小児神経外来 紹介状持参で直接来院可。
メディカルサポートセンターで予約ができます。
毎週水曜日
14:00-16:00
成人にはみられない特有の疾患を小児脳神経外科を専門とする医師が担当します。
脳血管内治療外来 紹介状持参で直接来院可。
メディカルサポートセンターで予約ができます。
毎週金曜日
13:00-16:00
脳動脈瘤、頸動脈狭窄症、脳動静脈奇形や急性期の塞栓症など近年血管内治療による治療成績が著しく向上しています。脳神経血管治療学会指導医が担当します。
難治てんかんの
外科外来
メディカルサポートセンターで予約ができます。 毎週木曜日
8:30-11:00
13:00-14:30
抗てんかん薬を2剤使用し2年経過してもてんかん発作のコントロールがつかない、いわゆる難治てんかんの方に対する治療方針評価のための外来です。外科治療を含めて、最適な治療方針を提案できるように努めています。
運動異常症の
外科外来
メディカルサポートセンターで予約ができます。 毎週木曜日
13:00-14:30
パーキンソン病、ジストニア、振戦(ふるえ)の外科治療(脳深部刺激装置設置術(DBS)や凝固術)外来です。「まだ手術には早いかも」とご説明を受けている方や、手術について話を聞いてみたいという方のご相談にも乗っています。
脳血管外科外来 毎週月曜日  8:30-11:00 脳動脈瘤、もやもや病、頚動脈狭窄症、脳動静脈奇形、脳海綿状血管腫などの血管障害に関する外科治療専門外来です。安全性、侵襲性を考慮して、脳血管内治療外来と協働して治療方針を決定します。脳卒中の外科学会技術指導医が担当します。
頭蓋底・腫瘍外来 毎週月曜日  8:30-11:00 一般的には治療困難とされる、頭蓋底腫瘍や脳幹、松果体などの脳深部腫瘍の専門外来です。頭蓋底部・脳深部病変に精通した専門医が担当します。安全性や侵襲性を考慮して、脳腫瘍外来、下垂体外来(内視鏡)と協働して治療に当たっていきます。
脊髄外来 毎週月曜日  8:30-11:00 脊髄・脊椎疾患の中でも治療困難とされる、脊髄腫瘍(髄内、髄外)、脊髄血管障害、頭蓋底部・頭蓋頚椎移行部病変、脊髄奇形、末梢神経病変などの専門外来です。治療経験豊富な脊髄外科学会指導医が担当します。

 

特殊検査・処置・入院・手術のご案内
名称 所要日数
(時間)
説明

良性脳腫瘍摘出術
(髄膜腫・聴神経腫瘍・下垂体腺腫など)

入院期間
約2週間
腫瘍摘出のみで完結できる頭蓋内原発の腫瘍で、手術に必要な術前検査および術後の治療期間は約2週です。
悪性脳腫瘍の治療 入院期間
約8週
摘出手術に加えて、放射線照射・化学療法が必要になります。当科では必要な症例に高圧酸素下の化学療法を併用した集学的治療を行っています。

くも膜下出血
(破裂脳動脈瘤)

くも膜下出血の重症度により入院期間や後遺症が異なります。突発の頭痛・嘔吐・意識障害で発症し、緊急の治療を必要とします。24時間365日受け入れ可能です。

未破裂脳動脈瘤
開頭
手術クリッピング

入院期間
10日
くも膜下出血の予防的治療で、直径5mm以上の脳動脈瘤が破裂しやすく、積極的治療の対象となります。動脈瘤の形状により、クリッピングもしくは血管内治療を選択します。

未破裂脳動脈瘤
血管内コイル塞栓

入院期間
7日
同上
脳動静脈奇形(出血例) 急性発症ですので、24時間365日受け入れます。治療は手術もしくはガンマナイフ治療で行います。未出血例は時間をかけて治療方法を検討させていただきます。
もやもや病血行再建術 2週間 小児もやもや病の虚血発症を予防する目的で血行再建術が必要になる場合があります。

腰椎・頚椎脊椎変性疾患
(前方固定、椎弓形成術)

1-2週 頚椎脊椎変性に対しては、神経根症状、脊髄症状が進行性の例には、前方固定もしくは椎弓形成による徐圧を行います。腰椎脊椎管狭窄に対しては、低侵襲の外科治療を行っています。
腰椎椎間板ヘルニア 1週 神経根症状が6-8週の保存的治療にても改善しない症例に対して、顕微鏡下ヘルニア摘出術を行います。

脳血管撮影(DSA)
(検査入院)

2日 脳動脈瘤・脳動静脈奇形の治療法を決定したり、虚血性脳血管障害など狭窄病変の診断・治療法を検討するために必要な検査です。
顔面けいれん・三叉神経痛 7日 顔面けいれん・三叉神経痛は脳幹部の神経出口が血管で圧迫されているために生じます。開頭手術により、圧迫血管を移動させることで症状が消失します。
硬膜動静脈奇形
内頚動脈海綿静脈洞ろうに対する血管内治療
3日 血管内治療による低侵襲治療ですが、術後数日の経過観察が必要です。

頚部頚動脈狭窄に
対する内膜剥離術

10日 頚部頚動脈狭窄病変に対する血管内膜を剥離する手術を行っています。

頚部頚動脈狭窄に
対するステント

7日 ステント術は内膜剥離術に変わる低侵襲の治療ですが、術後低血圧や徐脈などが生じることがあり、術後数日の経過観察が必要です。

特発性正常圧水頭症に
対する脳室-腹腔短絡術

7日 アルツハイマー病と間違えやすい症状を呈しますが、脳室腹腔短絡術により、痴呆症状、尿失禁、歩行障害が改善する特発性水頭症があります。正確に診断すれば治療可能です。
てんかんビデオ脳波検査 7日 発作時の脳波をとらえるために1週間連続して脳波検査を行い、てんかんの型や側方性を診断します。

てんかん開頭手術
(選択的扁桃体海馬摘出術、脳梁離断術など)

2週間 てんかん発作の消失をめざす根治手術と症状の軽減、発作回数を減らす緩和手術があります。ビデオ脳波などの検査で手術適応を判断します。

てんかん手術
(VNS設置術)

4日 頚部の迷走神経を刺激することでてんかん発作回数の低減をめざす緩和手術です。
パーキンソン病
不随意運動 脳深部刺激装置設置術(DBS設置術)
1ヶ月 脳の深部に電極を設置し刺激することでパーキンソン病、ジストニア、本態性振戦(ふるえ)の方々の生活の質の改善をめざします。

 

外来担当表
初診外来 再診外来 専門外来
午前

△伊藤英道

内田将司

△伊藤英道

内田将司

[脳血管外科外来]
○村田英俊

[脳腫瘍頭蓋底外来]
○村田英俊

[脊髄外来]
○村田英俊

午後
午前 松森隆史
交代制
松森隆史
交代制
午後
午前

高砂浩史
大島幸亮(1)

交替制

高砂浩史
大島幸亮(1)

交替制

午後 [下垂体腫瘍外来]
高砂浩史
[小児神経外来]
高砂浩史
午前 交替制 交替制

[難治てんかんの外科外来]
△太組一朗

[脳血管内治療外来]
△植田敏浩

午後 [運動異常症の外科外来]
△太組一朗
午前 交替制 交替制 [脳腫瘍外来]
内田将司
午後 [脳血管内治療外来]
△伊藤英道
午前

伊藤英道(1)

松森隆史(2)

内田将司(3)

高砂浩史(4)

久代裕一郎(5)

伊藤英道(1)

松森隆史(2)

内田将司(3)

高砂浩史(4)

久代裕一郎(5)

午後

※〇=部長、△=副部長、[非]=非常勤

※都合により変更になる場合があります。

※午後は原則再診のみ(予約制)

※( )内の数字は第何週目かを示しています。